2012-02-07 第180回国会 参議院 予算委員会 第4号
そう言っても、飛び飛びというのもなんなんですが、共通テーマとしては、本当に私、今の我が国の社会制度といいますか、非常に劣化している、構造疲労を起こしているんじゃないかという、そういう気がしておりまして、それが民主党政権になってますます加速しているんじゃないかという、そういう気がいたしております。もっと端的に言えば、本当にこの国は法治国家なのかなという気もいたしておるわけでございます。
そう言っても、飛び飛びというのもなんなんですが、共通テーマとしては、本当に私、今の我が国の社会制度といいますか、非常に劣化している、構造疲労を起こしているんじゃないかという、そういう気がしておりまして、それが民主党政権になってますます加速しているんじゃないかという、そういう気がいたしております。もっと端的に言えば、本当にこの国は法治国家なのかなという気もいたしておるわけでございます。
しかし、そのことが財務省、総務省及び他の省庁の三方一両損であるという発想は、正に中央集権の構造疲労を象徴する発言であり、三方一両損という暗い言葉を三位一体という形而上的な言葉で置き換え、えたいの知れぬ、至上命題であるかのごとき錯覚を与えました。 基本方針二〇〇三では、官から民へ、国から地方へ、国と地方の役割分担とうたいながら、専ら国の財政事情のため、地方経費を圧縮する方針が打ち出されました。
さて問題は、ここからもう一歩突っ込んで考えていきたいと思うのでありますが、構造疲労をもたらしている医療提供体制というものはぜひとも抜本改革で直していただくとして、予防に目を向けていく必要があるだろうと思います。建設的にこの赤字問題を解決するには、病気を減らす、そして病気に手を加えるのを極めて合理的な加え方をするということ以外に解決する手段はありません。
その中で、日本は、今これは企業だけじゃないのですが、構造疲労を全体として起こしている。
日本が近代国家になりましてちょうど百二十年に義務教育がことしでなったわけですが、そろそろ構造疲労といいますか、日本の教育制度、特に学校教育、教育というと日本はばかに学校教育だけが重点を置かれまして、非常に私はどうもその辺がいびつになっているんじゃないかな、こう思うんです。これは子供の教育ですよ、生涯教育じゃありません。 子供の教育は一体だれの責任なのか。